アミタ(株)、気仙沼市における災害廃棄物処理業務の一部を共同企業体(JV)の一社として受託予定。破砕・選別業務を担当

アミタホールディングス(株)(会長兼社長:熊野英介)の事業会社であるアミタ(株)(社長:熊野英介)は、(株)ユーワ(社長:徳原昭子)と2社で構成する共同企業体(JV)として、「大成建設株式会社東北支店を代表企業とする特定業務共同企業体」が宮城県より受託した「災害廃棄物処理業務(気仙沼ブロック(気仙沼処理区))」の一部を担当する見込みとなりました。

■受託予定の処理業務概要
kesen.JPGアミタ(株)は、(株)ユーワと共同企業体(以下、アミタ・ユーワJV)を構成し、大成建設(株)(社長:山内隆司)の東北支店を代表企業とする特定業務共同企業体が宮城県より受託した「災害廃棄物処理業務(気仙沼ブロック(気仙沼処理区))」に関わる処理対象物のうち、小泉地区における災害廃棄物の破砕・選別等の中間処理業務を受注し、実施することを予定しています。

【アミタ・ユーワJVの担当予定業務概要】

処理対象物:木くず、コンクリートガラ、アスファルトガラ、混合廃棄物
担当業務: アミタ・ユーワJVとして、小泉地区の二次仮置場において、処理対象物が計量後に受入物貯留・保管場所(選別用ヤード含む)に搬入されてから、破砕・選別処理を行い、処理物を排出物貯留場所に搬出するまでの作業を担当予定。
処理期間:平成24年10月~25年9月(12ヶ月)の間で300日稼働を予定。
処理量: 上記期間中に、約42万トンの廃棄物の処理を予定。
※正式受託時期:平成24年9月末頃を予定。

【アミタ・ユーワJVの概要】

事務所:宮城県仙台市青葉区一番町4-6-1 アミタ(株)仙台営業所内
処理設備: 処理に必要となる混合廃棄物破砕選別設備および木くず破砕選別設備を、アミタ(株)が固定資産として取得し、(株)ユーワに賃貸予定。

■アミタグループの災害廃棄物処理に関するこれまでの取り組み
災害廃棄物は、通常の生活や企業活動から排出される廃棄物とは異なり、地域の方の故郷そのものが、地震と津波によって破壊され生じたものです。アミタグループは、これらの災害廃棄物を可能な限りリサイクルし、復興資源として新たな街づくりに活用することを目的に、昨年7月に仙台に事務所を開設し、現場の状況を調査・把握すると共に、関係省庁や自治体、パートナー企業に呼びかけ・提案を行い、リサイクル推進の取り組みを進めてきました。

一例として、昨年7月より、宮城県の石巻市を中心として、災害廃棄物の処理に関するコーディネート業務を実施しており、30年以上にわたる資源循環事業で築き上げてきたネットワークを通じて、資源として利活用できる先の調査・提案を行っています。その結果、宮城県で初となる県外の民間企業による処理を実現しました。

アミタグループは、今後も再資源化のノウハウとネットワークを駆使し、被災地の復旧、復興に寄与する事業を実施していく予定です。

お問い合わせ

  • アミタホールディングス株式会社 共感資本チーム
  • 担当:藤本・渡邉
  • 電話 075-277-0795(直通)
  • ファックス 075-255-4527
  • メールアドレス press@amita-net.co.jp
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