アミタ(株)の再資源化拠点「北九州循環資源製造所」が稼動開始!

アミタ(株)は、2010年6月30日に、北九州エコタウンエリアの響灘臨海工業団地内において、再資源化拠点「北九州循環資源製造所」の稼動を開始いたしました。

■アミタの新たな再資源化拠点「北九州循環資源製造所」
 アミタ(株)(以下、アミタ)は持続可能社会の実現を目指し、廃棄物の中から原料や燃料にできるものを発見・加工し、新たな資源として再生する「地上資源事業」を30年以上にわたり展開しています。アミタでは、再生可能な産業廃棄物を「発生品」と呼び、製品以外のものはすべて「地上の資源」であるという考えのもと、完全再資源化に取り組んでいます。
このたび、九州地域の新たな再資源化拠点として、北九州エコタウンエリアの響灘臨海工業団地内に「北九州循環資源製造所」を設立し、2010年6月30日に稼動を開始いたしました。

■福岡県北九州市における産業廃棄物処分業の許可を取得
 アミタは、2010年6月29日に、福岡県北九州市における産業廃棄物処分業の許可を下記の通り取得いたしました。

所在地北九州市若松区響町一丁目104番10
事業の区分中間処理業(混練)
処理品目燃え殻:79.8t/日 汚泥:312㎥/日 廃油:70㎥/日  廃プラスチック類:77t/日 紙くず:5.4t/日 木くず:9.9t/日 動植物性残さ:18t/日  金属くず:79.1t/日 ガラスくず:70t/日 鉱さい:135t/日 ダスト類:88.2t/日  以上11種類
※1日=8時間(実働)

■「北九州循環資源製造所」の特長
 100630.jpgアミタは、上記の許可取得を受け、2010年6月30日、「北九州循環資源製造所」の稼動を開始いたしました。本製造所は、独自の「調合」技術を用いて、多種多様な発生品(産業廃棄物)から、安定した品質のセメント原料(原料系、燃料系)、金属原料、および鉄鋼用(特殊鋼及び普通鋼)代替原料を製造する再資源化拠点です。主な強みは、港湾を活用した日本各地への出入荷が可能であること、自社内に循環資源開発センター(兵庫県姫路市)を持ち、市場ニーズに応じた新商品・技術開発や柔軟な設備増強が可能であることなどです。

■今後の展望
 北九州循環資源製造所では、初年度、約18,000t/年の製造を見込んでおります。次年度以降は、既存設備の稼働率を高めると共に、破砕設備等の新たな設備導入により事業を強化していく予定です。また、将来的には、自然エネルギー産業、地域活性化事業等、アミタグループが手掛ける幅広い環境関連事業を、九州地区で順次展開していく構想です。

以上

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