事業ビジョン「エコシステム社会構想2030」
アミタグループはミッション実現に向けた事業ビジョン「エコシステム社会構想2030」を掲げています。
本構想は、地域の行動・資源・情報をつなぎ、社会全体を最適化する仕組み「サーキュラープラットフォーム」による"無駄のない循環型社会の実現"を目指すものです。豊かな関係性を基盤に、ひと・自然・もの・情報のすべてがつながり、生態系のように代謝と変化を繰り返しながら全体最適を保つ社会を実現していきます。(ビジョン詳細はこちら)
項目一覧
中長期経営計画
当社グループは、2025年度を中長期経営計画の「基盤整備期」最終年度と位置づけ、本格的な市場展開・拡大期に向けた経営基盤の強化を進めています。
2026年度以降は、強化した基盤をさらに発展させ、経営基盤の高度化と国内外市場における循環型事業の拡大に取り組み、2030年度には売上高87億円の達成を目指します。

中期経営計画(3か年)

※当社では経営環境の変化に柔軟に対応するため、毎期改定を行うローリング方式にて3か年計画を策定しています。
中長期経営計画達成に向けた6つの事業戦略
中長期経営計画および事業ビジョンの実現に向け、既存事業の収益力強化や海外展開による市場拡大、さらに国内を中心とした「循環型内需市場の開拓」に資する新規事業の立ち上げを推進しています。
既存事業の強化
企業向けサステナビリティ経営支援
「Cyano Project(シアノプロジェクト)」
- 異業種企業との共創による顧客企業層の拡大・サービス受注増の実現
- 顧客企業との継続的なプロジェクト実施による安定収益化
- 独自のマーケティング手法の確立による営業力強化
循環資源(サーキュラーマテリアル)の製造・提供
- 製造工程の完全自動化による製造コストの削減
- 業務効率化とAI技術による顧客対応力の強化
- 情報管理システムの開発・導入による循環型サプライチェーンの最適設計
環境認証審査サービス
- 審査員等の人員体制の拡充および管理業務のDX化による事業基盤の強化
- マレーシア等ASEAN諸国への進出による市場拡大
- 認証サービスの種類拡大による売上高向上
海外事業
- 現地企業との共創による相互の知見・ネットワークの共有、投資リスクの分散
- 日本政府の官民連携制度の活用による事業化調査コスト・リスクの低減化
- ASEAN諸国での段階的なソリューション展開による収益基盤の構築
新規事業の開発推進
地域課題を統合解決する
「MEGURU STYLE(めぐるスタイル)」
- 重点地域での実証実験を通じたプロトタイプの構築
- 全国展開に向けた標準サービスモデルの構築
- 自治体・企業からの安定収益の仕組みづくり
IoE(すべての情報)領域における事業開発
- 互助共助コミュニティ型資源回収ステーション「MEGURU STATION🄬(めぐるステーション)」での情報収集のスマート化・情報活用の仕組みづくり
- 「MEGURU STYLE」で創出される社会的インパクトの定量化・可視化
- パートナー企業の開拓・連携
2025年度の重点取り組み
基盤整備期の最終年度として、2026年度以降の市場展開期・拡大期への準備を完了させるため、「戦略的パートナーシップの推進」と「3つの駆動力強化」を軸に事業展開を図ります。
戦略的パートナーシップの推進
- 5社連携による企業向けサステナビリティ支援サービスの高度化
- 「MEGURU STYLE」の開発に向けた京都府亀岡市との連携
- マレーシア・インドネシアでの事業展開に向けた現地パートナーとの連携強化
駆動力強化
商品力の強化
- 5社連携による企業向けサステナビリティ経営実現サービス「Circular Co-Evolution(サーキュラー コ・エボリューション)」の始動
- 自社の企業向けサステナビリティ経営支援サービス「Neo-Cyano Project(ネオ-シアノプロジェクト)」の開発・実証
- 地域循環共生圏の実現に向けた「MEGURU STYLE」の開発・実証
営業力の強化
- サステナブルな企業経営・まちづくりに関する情報提供サイト「おしえて!アミタさん」のリニューアル準備
- 啓蒙セミナー、営業セミナーの体系的な実施
-経営者向け「不確実な時代の未来指針を示す羅針盤セミナー」(全4回)
-実務担当者向け「サステナビリティ経営をともに実現するセミナー」(全3回) - 対話・共創を促進する経営者コミュニティの形成
組織力の強化
- チームで目標を設定・管理する手法「OKR制度」の実効性強化
- 全社的なDX化/AI活用の推進および関連投資
- 各種研修・役員対話会等によるチームビルディングおよび仮説検証力の強化