未来デザイン

アミタの
未来デザイン

いのちの尊厳を、守る

世界は今、新たな秩序を求めています。
それは
作れば作るほど、売れば売るほど、
働けば働くほど、生きれば生きるほど、
自然資本と人間関係資本が増加する持続可能社会。
私たちは、人と自然の豊かな関係性こそが
最大の価値となるような
“いのちをコストにしない未来”をデザインします。

アミタの未来デザインビジョン図式

CVO
MESSAGE

代表取締役会長兼CVO 熊野英介イメージ

人間拡張元年─
価値の源泉が、
再び人間へ還るとき

アミタホールディングス株式会社
代表取締役会長兼CVO 熊野英介

新年明けましておめでとうございます。

令和8年、昭和101年目となるこの年を、皆様はどのように受け止め、迎えられましたでしょうか?
私は、本年を【人間拡張元年】と見立てています。

少しだけ近代を振り返りますと、人類は、生存圏外にある地下資源を「価値の源泉」として産業革命を起こし、その結果、資源の安定供給と人口ボーナスを追い風にした【国家拡張】と自由主義を基盤とした【市場拡張】の時代が訪れます。しかし、効率と規模を追求するこのメカニズムは、人類に物質的豊かさをもたらす一方で、二度の世界大戦に象徴される分断、環境破壊、孤独といった大きな歪みも生み出しました。

そして冷戦後、世界は新たな局面を迎えます。資本が労働や生産の現場から切り離された状態でも、金融や投資を通じて自己増殖していく【資本拡張】が社会構造の軸となったのです。さらに、インターネットによる情報革命は、仮想通貨に象徴されるように、情報そのものが価値を生み出し資本を作りはじめる【情報拡張】社会を立ち現しました。

ブロードバンドの普及は、情報のオンデマンド化とモバイル化を加速させ、スマートフォンの一般化によって、社会は「PC内に用意されたインターネットサービスを使う」時代から、「個人がインターネットを持ち歩き、自分仕様にカスタマイズする」時代へと移行しました。

そして昨年、ついにマルチエージェントAIが誕生したのです。AIの進化は、多様で高度な知識を編集し、推論する「マルチな頭脳」をオンデマンド化した新たな人間社会を生み出しました。しかし、AIが膨大な知識を吸収し続けたら、最終的には誰が質問しても同じ答えしか返ってこない「均質化の罠」に陥るとも言われています。

この時代にあって、単なる情報や知識を超えた「美意識」「感性」といった、AIには代替できない人間の創造領域が価値源泉となってくると考えます。2026年は、人間が人間である領域と真正面から向き合い、自らを拡張していく【人間拡張元年】になるでしょう。

AIは人間を代替する“道具”ではなく、人間の関係性を拡張し、価値の在り方そのものを問い直すための“社会的装置”です。近代社会において、国家や市場に委ねられてきた価値判断の軸を、再び私たち自身の生き方の中へと取り戻していく――そのような営みが、始まろうとしています。

人生を経済価値に置き換える “Time is money”の労働生産性の時代は終わりました。人生とは、単なる時間の累積ではなく、意味と関係性が折り重なったかけがえのないプロセスです。そこで問うべきは「どれだけ稼いだか」ではなく、「どれだけ豊かな時間と関係性を生み出したか」です。

豊かな人生は、豊かな価値を生産します。この価値生産性の時代に、社会が求めるのは「真に持続可能な社会」です。

アミタグループは2026年より、【統合サステナビリティ・ソリューション事業】への本格的な行動を開始します。企業と地域のサステナビリティ経営を支援し、社会全体を統合的にデザインし直す挑戦です。

私たちは、日常を探検する企業です。日々の営みの中にある小さな違和感や兆しを見逃さず、そこから未来の社会像を読み取り、一歩先の道を切り拓いてきました。

2026年、アミタグループは、人間拡張時代の先頭に立ち、未来をこの手に引き寄せます。本年もご支援・ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

2026年1月1日
代表取締役会長 兼 CVO 熊野 英介



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