アミタグループ、ChatGPTなどのAI活用により価値創出力向上を目指すプロジェクトを開始 -2024年度中に事務業務の生産性30%向上と正社員の週32時間就労の実現を目指す-

アミタホールディングス株式会社は、2023年7月より、グループ全体の価値創出力向上を目的とした「アミタ高度化ワークプロジェクト(以下、本プロジェクト)」を開始しました。本プロジェクトでは、業務へのAIツールやITツールの積極活用を通じて、従業員一人一人が「自らの存在意義や生み出す価値とは何か?」を思考することで、仕事の高度化(品質と効率の最大化=価値創出力の向上)を目指します。

2024年度中に「アミタホールディングスおよび国内子会社の事務業務の生産性30%向上」と「正社員の週32時間就労(実質週休3日相当)※」を実現することを目標としています。

※週32時間就労とは「価値づくりの源泉は、業務で得られる知見・経験だけでなく、多くの人や社会との関係性で育まれる人生の中にこそある」という考えに基づく毎週最大8時間の休暇を活用して得た教養・感性・ネットワークにより従業員の人間力向上を促す取り組み。

1.本プロジェクトの概要

本プロジェクトは、アミタグループ全体の価値創出力を高める組織改革の一環であり、20231月より本格的に挑戦を開始した、正社員の週32時間就労(実質週休3日相当)の実現に向けたマインドシフトとスキル向上を目的としています。

<高度化ワークのイメージ>

work_image.png

2023年7月~9月はパイロットテストという位置付けで、初期対象者21名に対し、外部コンサルタントを講師とした全10回の研修および個別面談を実施します。個別面談では、対象者の業務に適したAIツールの選定や作業を自動化するAIプログラムの設計等を検討、指導します。また、AIツールの活用に特化した専用ヘルプデスクを開設し、対象者個人の業務に留まらず、チーム・部門単位での業務改善の検討を進めます。

パイロットテスト終了後は、対象者に研修受講前後でどのような変化(AIツール導入による業務時間の増減・業務品質や思考プロセスの変化等)が生じたかの効果検証・研修内容の改善を行い、同年10月より第2弾対象者20名への研修を開始します。さらに2023年の結果を踏まえ、2024年にはAIツールの全社普及を経営戦略と連動して進める予定です。

<想定スケジュール>

schedule_image.png

2.背景

アミタグループは「時代の変化に対し、自律的に行動して価値を生み出す人財」の育成を目指し、その一環として2023年1月より正社員を対象に週32時間就労(実質週休3日制)への挑戦を開始しています。濃縮した仕事時間で価値創出力を高めるためには、組織を構成する個々人が「価値とは何か」を改めて考え、試行錯誤すると同時に、組織的な業務改革が必須となります。

今回導入するChatGPTを始めとするAIツールは、日々目覚ましいスピードで進化しており、まさに時代の変化の一つの象徴ともいえる世界的なイノベーションであると言われています。アミタグループにおいても、ミッションの実現に向けた効果的なAIツールの活用策を探り、リスク検証や運用ルールの策定を進める必要性があると判断し、本プロジェクトを発足しました。

3.今後の予定

2023年内は、従業員全体の16%(対象者41名)における事務業務の生産性30%を目標とします。16%とは、キャズム理論によって、新たな製品が市場に普及するために超える必要のあるパーセンテージであり、本プロジェクトにおいても、社内の16%の従業員がAIツールを積極活用し、その知見や効果を発信・共有することで、全社への浸透が一気に進むと仮説立てしています。

2024年以降は、全従業員を対象としたAIツール普及によるグループ全体の生産性向上と価値創出力向上を経営戦略の重要施策の一つと位置付け、年内に得られた知見を踏まえたAI/IT導入・活用の具体計画を策定していく予定です。なお、本プロジェクトの実施効果は、2023年2月に発表した中期経営計画の達成にも寄与するものと位置付けています。

<広報・取材に関するお問い合わせについて>
アミタホールディングス株式会社 広報担当:古城・駒井

TEL:075-277-0795 / メール:press@amita-net.co.jp

アミタに関するお問い合わせはこちらから

アミタに関するお問い合わせはこちらから

ニュースリリース配信をご希望の方はこちらから

ニュースリリース配信をご希望の方はこちらから