アミタ(株)と九大OIP(株)「社会と企業のトランジションデザイン」をテーマにしたセミナーを開催しました
![]() |
![]() |
2025年2月25日、アミタ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡田 健一、以下 アミタ)と九州大学の産学官連携を支援する九大OIP株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:大西 晋嗣 以下、九大OIP)は「社会と企業のトランジションデザイン」をテーマにセミナーを実施しました。
当日は、社会イノベーションの領域で最先端の知見を有する九州大学 教授 原田裕一氏と同大学 助教 羽山康之氏にご登壇いただき、半導体を事例に、変革の予兆を捉え、社会と企業が移行を果たしていくための実践的なアプローチ方法を解説していただきました。
本セミナーの開催を端緒として、今後もアミタと九大OIPは、未来社会創造に向けたイノベーションプラットフォームの構築・拡大に向けて、引き続き連携を模索していきます。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
1.アミタグループと九大OIP連携の意義
アミタグループが掲げるミッション「持続可能社会の実現」に向けた未来デザインの取り組みと、九大OIPが取り組む「未来社会を創るイノベーションコモンズの実現」は、互いに共鳴しています。特に、九州エリアにおいてあるべき産官学連携の拡大を加速させるという目的のもと、今後さまざまな連携を模索していくことで、両者間で認識が一致しました。
2.本セミナーの目的・概要
企業が将来に渡って持続可能であるためには、時代の趨勢を捉え、社会の変革を事業機会とすべく自らも変容していく姿勢が不可欠です。第1部では、AIの急激な発達、技術的限界性やコスト上昇、環境側面の課題などの産業変化の予兆が随所に見られる半導体業界を例に、情報通信技術(ICT)の本質や社会応用を捉え直し、今後の技術や材料を含めた発展可能性について概観・解説しました。
第2部では、21世紀の社会が直面する「邪悪な問題」に対処し、より持続可能で望ましい未来社会への移行を促進する新しいデザイン手法として注目を集める「トランジションデザイン」アプローチを紹介しました。
また第3部では、具体的業界を想定して今後の市場変化を「社会システム」「テクノロジー」「価値観」の切り口から統合的に把握することを目指したワークショップを実施しました。
プログラム詳細については、こちらからご覧ください。
3.開催結果
今後の時代変化の予兆の捉え方やトランジションデザインの具体的実践例などについて、参加者と講師の間で活発な質疑応答・意見交換が行われ、有意義な時間となりました。
また、参加者からは「トランジションデザインのビジネスへのアプローチ方法について大変勉強になった」「セミナー資料や、ワークショップ内容をセミナー参加報告とともに社内に共有したい」といったお声をいただきました。
今回を機に、アミタと九大OIPは、相互に連携を深めていきます。
<広報に関するお問い合わせ先>
アミタホールディングス株式会社 広報担当:井口・古城
メール:press@amita-net.co.jp
URL:http://www.amita-hd.co.jp/contact/pr.html