自然資本の増加を持続可能社会の必須条件とするアミタは、事業を通じて自然資本の保全と増加に貢献しています。その一例をご紹介します。
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Cyano Project
顧客企業のサステナブル経営を支援し、事業・サービスを持続可能なビジネスモデルへ移行することで、社会全体の持続性を高める
Cyano Projectでは、サーキュラーエコノミー、カーボンニュートラル、ネイチャーポジティブの3領域を統合した全体最適の視点で、顧客企業のサステナブル経営への移行支援します。2024年度は26社に提供しました。限りある資源を持続的に活用し、国が掲げる脱炭素目標や生物多様性の保全・修復に貢献する循環型の事業創出を叶える本サービスの提供は、発展すればするほど自然資本が増幅する新たな産業構造の構築に寄与します。
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環境認証審査サービス
エコラベルの認証審査を通じて、森と海の豊かな恵みを未来につなぐ
アミタグループは1999年に、日本初となるFSC®森林認証審査サービス(継続可能な林業とそれに基づく森林資源の審査)を開始しました。現在は水産資源(漁業・養殖業)の認証等も実施しています。違法伐採や天然資源の乱獲などによる自然資本の枯渇・劣化をおさえ、豊かな恵みを未来につなぐことは、アミタの大きな使命です。
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循環資源(サーキュラーマテリアル)の
製造・提供廃棄物を「地上の資源」と捉えて循環利用
天然資源の保全とエネルギー使用量の削減に貢献独自のサーキュラー技術で産業廃棄物を100%再資源化し、循環資源を製造・提供することで、地下資源の新たな採掘を抑制します。また、製造工程では火や水を使わないため、排水はゼロ、CO2排出量も抑えられます。

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MEGURU STATION®
「ごみ出し」という日常行為が資源循環につながる
互助共助コミュニティ機能と資源循環機能を備えた資源回収ステーション「MEGURU STATION®」では、家庭から出る不用品を資源として分別回収しています。本ステーションで集まった生ごみは独自開発の小型バイオ装置により液肥化・バイオガス化。企業連携による使用済み資源の再原料化も推進し、住民の環境意識向上に貢献しています。
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共同研究
東北大学との共同研究で
ネイチャーポジティブの社会実装を推進アミタは、近藤倫生氏(東北大学大学院生命科学研究科・教授)が拠点長を務めるネイチャーポジティブ発展社会実現拠点と連携し、2030年までに自然の劣化を回復基調に転じる「ネイチャーポジティブ」を地域で実践する仕組みづくりに取り組んでいます。共同開発した「地域のネイチャーポジティブ活動の手引き」は、小規模組織から地域全体まで段階的に展開できる実践ガイドです。企業・自治体・地域組織が自然資本の保全・回復に取り組むことで、持続可能な地域社会の構築に貢献します。


