アミタ(株)、青森県立五所川原農林高校が管理する森林にて、FSC® FM認証の審査を10月12日、13日に実施。高校生による国内初審査事例となる当審査の模様を、メディアの皆様にも公開(13日)します。

アミタホールディングス株式会社(本社:京都市中京区 東証JASDAQ市場上場:2195 代表取締役会長兼社長:熊野 英介)の事業会社であるアミタ株式会社(以下、アミタ)は、青森県立五所川原農林高等学校(以下、同校)が管理する森林(所有者は一般財団法人大東農園勤学会)に対し、責任ある森林管理を認証する「FSCR森林管理(FM)認証審査」を、2017年10月12日(木)13日(金)に実施します。
世界初の高校生による認証審査事例となります。この認証審査の模様を、メディアの皆様へ公開(10月13日)します。審査現場への立ち会いの他、認証当事者である同校の先生・生徒さんおよび認証審査員へのご取材が可能です(FSCR N001887)。

FSCR森林認証とは

FSCR(Forest Stewardship CouncilR: 森林管理協議会)森林認証は、持続的な資源活用を目的に、責任ある森林管理を認証する国際的な森林認証制度です。FSCRが定めた10の原則と56の規準に基づき、認証機関による審査を行っています。FSCR認証には、責任ある森林管理を認証するFM(Forest Management)認証と、認証された森林から産出された林産物の適切な加工・流通を認証するCoC(Chain of Custody)認証があります。2017年9月末日現在、日本では36件、400,814haの森林がFM認証を取得しており、COC認証取得者数は1,269件です。アミタは、1999年に日本で初のFSCR森林認証審査会社としてサービスを開始した環境認証事業のパイオニアです。
※アミタは、認証機関であるソイル・アソシエーションおよびSCSグローバルサービスと提携して森林認証審査サービスを実施しています。http://www.amita-net.co.jp/certification/

青森県立 五所川原農林高等学校 FSCR森林管理(FM)認証審査の概要およびご取材について

○10月13日(金)の認証審査をメディア公開します。ご取材いただける場合は、10月12日(木)午前中までに下記連絡先までご連絡ください。
○現地での移動手段(自動車)は原則各自でご手配ください。手配が難しい場合は、下記取材受付までご相談ください。
○天候の都合により中止・延期となる場合があります。
○取材当日までに、当方が用意する誓約書のご提出が必要となります。

【日時】2017年10月13日(金) 10時~15時 
(9時45分集合※集合時間が変更になっています
【審査内容】FSCR森林管理(FM)認証
【審査対象者】青森県立五所川原農林高等学校、一般財団法人大東農園勤学会
【面積】19.76ha
【集合場所】青森県立五所川原農林高等学校 大東農園内の実習林
      青森県五所川原市金木町芦野363-1
      ※お申し込みいただいた方には、事前連絡と共に地図をお送りいたします。
【取材受付】アミタホールディングス株式会社 共感資本チーム 前田・井口
      [TEL]075-277-0795 [FAX]075-255-4527 [E-mail]press@amita-net.co.jp

青森県立五所川原農林高等学校について

1902年に北津軽郡立農学校として設立され、1943年に青森県立五所川原農林高等学校と改称。文部科学省の経営者育成農業高校に指定されており、大規模農業のスペシャリストの育成にも力を入れている、国内でも屈指の歴史と伝統のある農業高校です。 また、2015年には農産物の安全性に関する国際的な認証規格「GLOBAL G.A.P」を全国の高校で初めて取得したことや、今回のFSCR森林管理(FM)認証の審査も含めて、国際的な視野に立った新しい農林業を担う生徒たちを育成しています。

同校におけるFSCR森林管理(FM)認証取得の狙い

同校では2015年から、農産物に対する世界認証である「GLOBAL G.A.P」に取り組んでおり、それに続いてFSCR森林管理(FM)認証の取得を目指しています。これらを通じて、より正確な数値を用いた森林管理を実践するとともに、「環境に配慮した森林経営」の有用性を体得し、しっかりとした森林施業や森林の仕組みを学習しながら森林経営を実践していきます。 また、森林科学科の生徒で構成されるFSCRチームは、全員が林業系の進路を考えており、卒業後の業務においても本取り組みを通じて身に着けた専門性を発揮するとともに、彼らを起点としたFSCR認証取得の動きを通じて将来的な青森県の森林・林業の発展に貢献することが期待されています。 同校は「これを機に、成長量等の数値をきちんと管理しながらの森林経営、持続可能な森林経営が県内に広まることを期待している。また、可能ならば東京オリンピック・パラリンピックの建築材として丸太を出荷したいと考えている。」と述べています。

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アミタグループについて

アミタグループは1977年の創立以来「持続可能社会の実現」をミッションに事業を行っており、現在環境戦略デザイン事業と地域デザイン事業の2つの事業を行っています。1999年に日本で初のFSCR森林認証審査会社として環境認証審査サービスを開始し、2006年にはMSC CoC認証審査サービスを開始しました。そして、2010年にMSC CoC認証機関として、2012年にはASC CoC認証機関、2016年にはASC養殖場認証機関としてそれぞれアジアに本社を置く企業として初めて認定されました。
【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195)】

【広報・取材に関するお問合せは以下へお願いいたします。】
 アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当:前田・井口
 電話:075-277-0795(直通)/ メール:press@amita-net.co.jp
 ファックス:075-255-4527 / URL:http://www.amita-hd.co.jp/

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